ご案内


私たちはこのような教会です

 私たち日本ホーリネス教団小金井福音キリスト教会、は、日本ホーリネス教団というキリスト教のグループに所属する、プロテスタントの教会です。私たちの教会は、二つのルーツを持ちます。一つは、日本ホーリネス教団三鷹キリスト教会であり、もう一つが日本ホーリネス教団キリスト信愛会小金井教会です。この二つの教会が20169月に統合され、現在の小金井福音キリスト教会が設立されました。
 
 三鷹キリスト教会の創立は、1951年にさかのぼり、東洋宣教会という宣教団体と日本ホーリネス教団が助け合って、東京都三鷹市に大きなテントを張って伝道を行ったのが始まりです。その後、この三鷹における伝道は、1956年まで、日本ホーリネス教団が深く関わりをもっている牧師を育成するための神学校、東京聖書学院の神学生に引き継がれ、三鷹市内の幼稚園をお借りしながら伝道が続けられました。 そして、1956年4月に加藤亨牧師が日本ホーリネス教団より任命され、三鷹キリスト教会が設立されることになりました。
 キリスト信愛会小金井教会の伝統も古く、創立は 1949年になります。戦後まもない1945年、鉄道ミッションの牧師であった中村千別牧師夫妻と木村勇蔵氏の三名が、小金井の地に教会を建てようと志を立て、祈り始めたことによります。その祈りはついに現実となります。
 
 現在の学芸大学があった場所にあった陸軍の研究所の建物が払い下げになると聞いた中村千別牧師が、何か教会の資材になるものがないかと払い下げの現場に出かけたところ、めぼしいものはほとんどなく、わずかに馬小屋だった建物が残されているだけでした。その馬小屋を払い下げてもらい、その建物を教会としてキリスト信愛会小金井教会の働きがはじめられたのです。
 その後、2010年より、三鷹キリスト教会とキリスト信愛会小金井教会は、当時三鷹キリスト教会の牧師であった濱和弘・その枝牧師が兼任することになり、以後6年間、両教会は姉妹教会として友好関係を結び互いに交流を深めてきました。そして20169月に両教会は双方合意の上、統合し小金井福音キリスト教会と名前も改め再出発いたしました。
 
 私達の教会の信仰の基本的な態度は、父なる神、神の御子である救い主イエス・キリスト、聖霊なる神の三位一体なる神を信じ、聖書を誤りのない神の言葉として信じ生活の規範とする、いわゆる伝統的なキリスト教の信仰であり、神学的にはコンサーバティブ(保守主義的な)立場に立っています。ですから、エホバの証人や、統一教会、モルモン教といった、一般に異端とかカルトとよばれるような逸脱したものではありません。
 このような、伝統的なキリスト教の流れの中にあって、私達の教会は、教会という共同体の大切さを認めつつ、しかし同時に、一人一人のクリスチャンがお祈りをするということを通して、また聖書を読むということを通して、一人一人が神と交わりを持ちつつということを大切にする敬虔主義の影響を強く受け継いでいます。ですから、私たちの教会は、聖書を客観的にかつ理性的に理解し、歴史によこたわる教会の信仰ということも大切にしますが、同時に、心で神を感じ、心で神の言葉を聴く(つまり神と出会うという経験)ということも大切にします。このような教会が、私たち小金井福音キリスト教会です。

 

お知らせ


 

 

牧師紹介



濱 和弘  主任牧師


 1958年愛媛県、宇和島市に生まれる。その後山口県山口市に転居。山口高校を卒業後、1年間の大学浪人生活を経る。高校時代は共産主義に興味を持ち、その影響を受けたが、その後、ひょんな事からキリスト教会との関わりができ、浪人中にイエス・キリストを信じ、1977年に山口福音教会にて松田幾男牧師より洗礼を受ける。
 
 1978年明治大学経営学部に入学。1982年に同校を卒業後、日東紡績(株)に入社。1988年に三崎その枝と結婚、三人の子供が与えられる。
 二人目の子供が妻のお腹にいるとき牧師となる使命を受け、1990年に退職し東京聖書学院に入学。1994年に同校卒業と共に日本ホーリネス教団に加わり、以来教団の任命により静岡キリスト教会、土居キリスト教会・三鷹キリスト教会、キリスト信愛会小金井教会の牧師を歴任し、2016年9月より現在の小金井福音キリスト教会の牧師となる。
 その間、牧師としての働きと共に、PBA太平洋放送協会(ラジオ番組「世の光」ラジオ牧師・評議員・理事)等の多くの超教派の働きにも加わってきた。また、現在は東京聖書学院の講師(宗教改革の教理形成)として牧師の育成にもあたっている。
 
 また、下記の著作、著書がある。
著作:
・雑誌『舟の右側』(地引き網出版 2016年11月号から2017年10月号)
 「自明なことを問う」連載
・雑誌『DEREK』(立教大学院キリスト教学研究科)
 論文「エラスムス『キリスト者兵士必携』における金と富の問題」(2014年)
 および「エラスムス『キリスト者兵士必携』における性の問題」(2015年)
著書:
・『人生のすべての物語を新しくーシェルターの神学から傘の神学へ』(教文館)
・『エラスムスの神学思想における人間形成』(アジア神学大学院)
 

 


 
濱 その枝  副牧師


 1962年生まれ。大阪出身。クリスチャンの両親のもとに生まれた関係で、お腹の中にいるときから教会に通う。
 クリスチャンの親のもとに生まれた子供が割と経験することかもしれないことだが、キリスト教信仰が当たり前のように身近にあったため、中学生の時に洗礼を受けるには受けたが、今ひとつ信仰がピリッとしない中にあった。しかし、大学に入って教会学校の先生をしていく中で、イエス・キリストは私の救いのために十字架で死んでくださったのだということが実感としてわかるようになり、以来親の信仰を受け継ぐのではなく、私の信仰として、キリスト教の信仰を生きるようになる。
 そういった意味では、クリスチャンの親元に育った、いわゆるクリスチャン2世の気持ちはよくわかる存在である。
 
 1981年に大阪市立扇町高校を卒業。同年園田学園大学国文学科入学。1985年に同校を卒業後、大阪市立茨田北中学や長吉高校で教師として教鞭を執る。
 1987年に濱和弘と結婚。1993年に東京聖書学院基礎科に入学。翌年同校卒業後、濱牧師とともに、日本ホーリネス教団静岡キリスト教会、土居キリスト教会、三鷹キリスト教会にて牧師夫人として牧師を支える働きをして来た。
 
 2006年、それまで、牧師夫人をしつつ学びを続けていた東京聖書学院で所定の単位を所得し本科を卒業し日本ホーリネス牧師として任命を受ける。以後、三鷹キリスト教会、キリスト信愛会小金井教会の副牧師を経て、現在の小金井福音キリスト教会で伝道・牧会にあたる。1男2女の母でもある。
 

礼拝・集会


定期集会

礼拝
毎週日曜日 午前10時30分より12時まで
 
祈祷会
毎週木曜日 午前10時30分より12時まで
 
教会学校
毎週日曜日 午前9時より10時まで
小学生以下の子供のための聖書の学びです。
 
定例会
第1日曜日 午後12時30より
食事を共にしながらの交流のひとときです。
 
青年会
第2日曜日・随時 礼拝後
中学生以上20代くらいまでの年齢層での信仰を基本にした自由な学び、交わりです。
決まった時間に集まることがなかなか難しいので、なるべく多くの人が集まれたときに交わりをもつようにしています。
 
聖書を学ぶ会
第4日曜日 1時30分より
聖書を読み、聖書を学ぶ会です。
聖書を研究するというよりも聖書そのものを味わい学ぶための会です

特別集会(不定期)

伝道会や特別講演会、またコンサートなどの特別な行事も行っています。
 

クリスマス集会

毎年、クリスマス記念礼拝、クリスマスイブ礼拝を行っています。

 

今週の説教・ブログ
 
 

その他の活動


私たちの教会は、礼拝や伝道といったキリスト教の活動以外にも以下のような働きを支援し、地域協力をしていきます。

がん哲学外来 小金井メディカルカフェ
毎月第4木曜日午後2時〜3時30分まで

 多くの人は、自分自身又は家族など身近な人ががんにかかった時に初めて死というものを意識し、それと同時に、自分がこれまでいかに生きてきたか、これからどう生きるべきか、死ぬまでに何をなすべきかを真剣に考えます。
 一方、医療現場は患者の病状や治療の説明をすることに手一杯で、がん患者やその家族の精神的苦痛までを軽減させることができないのが現状です。 そういった医療現場と患者の間にある「隙間」を埋めるべく、「がん哲学外来」が生まれました。科学としてのがん学を学びながら、がんに哲学的な考え方を取り入れていくという立場です。
 しかし、その「隙間」を埋めるのは、病院や医療機関に限らず、集まりやすい場所で、立場を越えて集う交流の場を作ることで始まりました。そしてその活動を全国へ展開をしていくことを目指し、2009年に樋野先生を理事長に「特定非営利活動法人(NPO法人)がん哲学外来」が設立されました。また、「隙間」を埋める活動を担う人材の育成と活動の推進をするために、2011年「がん哲学市民学会」が市民によって設立し、「がん哲学外来コーディネーター」養成講座が始まりました。
 こうして「がん哲学外来」が、「対話の場」であるメディカルカフェという形で全国に広がり、現在ではメディアで取り上げられるほど注目されるようになりました。また、地域の有志による運営、病院での常設などに加え、さまざまな形での協力を行う企業も増えてきました。
 私たち小金井福音キリスト教会では、これらの活動を支援し、がん患者が安心して参加できる場を提供できるよう、「一般社団法人がん哲学外来」の働きを支援し、そのもとにある「小金井がん哲学外来メディカルカフェ」の働きをサポートしています。そしてすべての人が尊厳を持って人生を生き切ることのできる社会を目指し、より多くの人に寄り添っていきたいと思っております。

子ども食堂(準備中)

 小金井福音キリスト教会の前身のキリスト信愛会小金井教会は、共働きのご夫婦やシングルファザー・シングルマザーの方々を支えるために1950年にしんあい保育園を立ち上げました。
 しんあい保育園は1981年に社会福祉法人として独立し、教会の働きからは離れましたが、教会が保育園を立ち上げた当初の精神は現在の小金井福音キリスト教会にも受け継がれています。その精神に立って、共働きのご夫婦やシングルファザー・シングルマザーの方々、また日頃ゆっくりとお子さんと温かいご飯を食べる時間の余裕のない方々のために子ども食堂を開くため現在準備中です。
 

子どもたちへの学習支援(計画中)

  現代は教育格差が子供の将来を決めてしますような社会です。そしてその教育格差は、塾に行っていたかいないかということに大きく左右されてしまう現実があります。
 もちろん、塾に行くことが出来る出来ないということの背後には様々な事情や背景があると思います。そういった様々な事情や背景の中で、塾に行きたくてもいけない状況にある子供たちの為に何か学習支援ができないかと願い、現在、祈りつつ子どもたちへの学習支援を計画中です。

アクセス


 
〒184-0004 小金井市本町3-5-9
TEL / FAX:042-383-8977
E-mail:shinai.xp@nifty.com

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